比較政治研究

『比較政治研究』(Japanese Journal of Comparative Politics)は日本比較政治学会によって年1回刊行されるオンラインの学術雑誌です。

本誌では公式の刊行日までに査読を通過した論文が随時公開されます。日本語または英語で執筆された比較政治に関する論文を掲載します。

方法論、理論、各地域についての実証研究など、幅広いテーマについて理解を深めることを目指しています。

論文はJ-STAGE(運営:独立行政法人科学技術振興機構)で公開されています。

当ジャーナルへの論文投稿およびそれに関連するお問い合わせは、以下の編集委員会メールアドレスまでお寄せください。jjcpjacpnet.sakura.ne.jp

投稿規程

『比較政治研究』(Japanese Journal of Comparative Politics)投稿規程

1.投稿資格
・投稿できるのは、日本比較政治学会の会員であり、投稿の時点で当該年度の会費を納入済みの方です。

2.使用できる言語
・使用できる言語は、日本語または英語とします。

3.既発表論文投稿の禁止
・投稿できる論文は、未発表のものに限ります。

4.二重投稿の禁止
・他の雑誌との二重投稿はできません。

5.論文の主題
・比較政治学に関わる主題であれば、特に限定しません。

6.論文の分量
・原則として、日本語論文の場合、3万字以内、英語論文の場合、12000ワード以内(図表、注、参考文献を含む)とします。
・なお、論文の分量の字数制限に含まないかたちで補遺を付けることができます。投稿時にご相談ください。

7.論文の掲載時期
・本誌は原則として年に1回発行されますが、査読にパスした論文は、アドバンス・アクセスとして随時公開します。

8.投稿の締め切り
・論文の投稿は年間を通じて受け付けますので、締め切りはありません。

9.論文の形式
・原稿は横書きで、日本語の場合は40字 × 30行、英語の場合は30行に設定して下さい。
また、文字サイズは10.5ポイントから12ポイントの範囲に設定して下さい。
・原稿には、ページ番号をつけて下さい。
・投稿する際には、審査の公平を期すために執筆者の名前は一切明記せず、「拙著」など著者が識別されうるような表現は控えて下さい。
・図表などは、本文中のどこに入るか明示して下さい。
・論文タイトルとサブタイトル、概要(日本語論文の場合は400字程度、英語論文の場合は150ワード程度)、キーワード5つ以内を、日本語論文の場合は日本語で、英語論文の場合は英語で記載した表紙をつけて下さい。表紙には、氏名や所属を書かないで下さい。
・英語が母語でない投稿者による英語論文の校閲、および日本語が母語でない投稿者による日本語論文の校閲は、投稿者の責任において行って下さい。

10.投稿の方法
・投稿する論文は、PDFファイルとオリジナルのファイルの両方を、編集委員会が指定する電子メールアドレス宛てに、メールの添付ファイルとして送信して下さい。投稿メールの件名(Subject)には、「『比較政治研究』投稿論文の送付」と記入して下さい。
・別紙の投稿申込書に氏名、所属、住所、電話番号、電子メールアドレス、論文のタイトル・サブタイトル、概要(日本語の論文は400字程度、英語の論文は150ワード程度)、キーワード5つ以内(日本語論文の場合は日本語で、英語論文の場合は英語で)を記入の上、投稿論文とともにメールに添付して送付して下さい。

11.投稿論文の受理
・投稿論文としての要件を満たした執筆者に対しては、編集委員会より、投稿論文を受理した旨の連絡を電子メールで行います。メールでの送受信に伴う事故を避けるため、論文送付後10日以内に連絡が来ない場合には、投稿者は編集委員会に問い合わせを行って下さい。

12.査読
・投稿論文の掲載の可否は、編集委員会が委嘱する編集委員以外の匿名の審査員による査読結果を踏まえて、編集委員会が決定し、執筆者に電子メール等で結果を連絡します。
・「掲載不可」および「条件付きで掲載可」と編集委員会が判断した場合には、執筆者にその理由を付して連絡します。
・「条件付きで掲載可」となった投稿論文は、編集委員会が定める期間内に初稿を提出した時と同一の手続きで修正稿を提出して下さい。なお、その際、査読者のコメントにどう答えたかを記した文書も電子メールの添付ファイルとして送って下さい。

13.英文タイトルと英文要約
・査読の結果、『比較政治研究』に掲載されることが決まった論文については、著者名の英文表記、英文タイトル、英文要約を提出していただきます。英文要約は約150ワードになるようにして下さい(200ワード以内厳守)。編集委員会は手直ししませんので、英文の校閲は、投稿者の責任において行って下さい。

14.論文の掲載順
・論文は原則として、採択が決定した日付順に掲載します。

15.著作権
・『比較政治研究』が掲載する論文の著作権は、日本比較政治学会に帰属します。掲載論文の執筆者が当該論文の転載を行う場合には、必ず事前に文書で、日本比較政治学会事務局にご連絡下さい。ただし、発行後1年以内は転載できないものとします。

16.研究倫理
・投稿論文の執筆に際しては、他者の著作権の侵害、名誉棄損、プライバシーの侵害等の問題が生じないよう十分に配慮して下さい。他者の著作物を引用するときは、必ず出典を明記して下さい。その他、研究者として求められる研究倫理を順守して下さい。
・なお、万一、『比較政治研究』に掲載された執筆内容が他者の権利を侵害したと認められる場合、執筆者がその一切の責任を負うものとします。

以上
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執筆要領

『比較政治研究』(Japanese Journal of Comparative Politics)執筆要項

(1)本文の構成
*見出しは、大見出し(ローマ数字Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ…)、中見出し(アラビア数字1、2、3…)、小見出し((1)、(2)、(3)…)を用い、章、節、項などは使わない。

(2)図・表類(図、グラフ、表、写真、地図等)(原稿枚数に含む)
*必要であれば適宜入れる。なお、図表は実際の誌面レイアウトに従い、目安として刷り上がり2分の1頁大のものを日本語は800字・英語は320語と換算する。
*本文中の該当箇所に図・表番号を入れる。なお、「表」「Table」は表組形式のもののみを指し、その他はすべて「図」「Figure」と表記する。
*本文中の挿入箇所を必ず指定する。
*図・表類には必ず通し番号とタイトルを入れる。必要であれば解説文を付け加える。また、出典、注が必要な場合、必ず明記する。
*イラストや写真に関しては、原稿提出時は原寸大のコピーを提出のこと。したがって、コピーの倍率は、等倍(100%)とする。

(3)注について
*文章注は、(1)(2)…などとして、各論文末に一括して表記する。
*文献注については本文内割注とし、各論文末に参照文献一覧を設ける。
*参照文献は、邦語文献と外国語文献にわけ、邦語の場合はあいうえお順、外国語についてはアルファベット順で揃える。

【割注の表記例】
(著者名 発行年:頁)。
頁を限定して参照する場合(山田 2003:130)(Smith 2008:355)
頁を横断して参照する場合(井上 1985:102-108)
本や論文全体を参照する場合(佐藤 1999)、(佐藤編 2000)
同姓の場合は(山田太郎 2003)(山田二郎 2005)
(E. Smith 2008) (T. Smith 2005) (T. Smith ed. 2005)
翻訳を併記する場合(T. Smith 2005 [田中訳 2007])
なお共同執筆論文の場合、3名までは略記しない。(田中・村田・伊藤 2006);4名以上の場合(田中他 2008)
英文の場合も同様。(Smith, Dahl, Bonoli 2005);4名以上の場合 (Smith et al. 2005)

【参照文献の表記例】
山田太郎(2003)『日本の政治学』●●出版社。
佐藤三郎編(1999)『世界の政治学』●●出版社。
井上四郎(1985)「アメリカの政治学」佐藤三郎編『身近な政治学』●●出版社、150-250頁。
山田太郎(2001)「イギリスの政治学」『英国研究』224号、140-250頁。
スミス、エドワード(2009)『イギリス社会』(山田二郎訳)●●出版社。
Smith, Edward (2007) England Society. London:London University Press.
Smith, Thomas (2005) “Public Atmosphere in America,” Public Study 5(2):123-145.
Smith, Thomas (2005) “Public Atmosphere in America,” in S. M. Towner (ed.), The American Political System: 256-350. Oxford: Oxford University Press.
Smith, E., T. Smith, and S. Tamaki (2005) ………
*英語表記の場合、一人の場合はフルネームで表記。順番は「姓, 名前」。複数の場合、ファーストネームはイニシャルのみ。複数の場合、ファースト・オーサーのみ、「姓、イニシャル」で、第二オーサー以下は「イニシャル、姓」
**5(2)は、vol.5, no.2を表す。

著者が4名を超えても、参照文献では略記せず、全て記す。
山田太郎・佐藤三郎・高田隆・岩井次郎(表記順は、著著による)外国語についても同様。

(4)ウェブ資料の表記について
*ウェブ資料は、原則として「記事名またはサイト名」「URL」「最終確認年月日」を記す。

(5)本文の文体
*ヨコ書きとし、日本語論文の場合は、文章(用字・用語)は口語体(である調)・新仮名遣・常用漢字を原則とする。全体として読者が読みやすいように配慮する。
*日本語論文の場合、副詞・接続詞・助詞はひらがな表記を基本とする。

(6)その他
*日本語論文の場合は、文体は「である」調とする。
*「何年から何年」と表記する場合、下記のように「~」の記号を用いる。
【例】1949~54年、1890~1950年
*数字は原則として万、億、兆の単位語を入れる。分数の表記は3分の1、5分の3というようにする。
【例】5億3473万6789、1億2000万、120億700万……
*年号は、西暦で統一する。西暦年月日は、1941年12月25日というふうに書く。和暦は、必要な場合のみ( )内にくくって入れる。年の位置に注意。
【例】2004(平成16)年
*距離・尺度・衡量などの表記は、(里とか、貫とか、円とかを除いて)外来のものはカタカナで表す。
【例】51キロ、270トン……
但し、%のみ記号を用いる。
【例】20%、100%……
*日本語論文で使用する句読点は、〈、〉と〈。〉とする。

以上
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